ねこのしぐさ事典 雑誌「ねこのきもち」より抜粋
猫が見せる、独特の愛らしいしぐさ、 その意味がわかれば、猫との暮らしがさらに楽しくなりますよね。 今回は、何かに触ろうと、前足を細かく動かすしぐさ、 「ちょいちょい」を紹介します。
「ちょいちょい」はこんな行動です。
なぜするの? 「これは何だろう」との純粋な好奇心から 猫が何かモノなどに向けて、前足を出して触ろうとする時は、 そのモノに対して「これは何だろう」と純粋な好奇心を もっているからではないかと思われます。 これは何だろうって思って物に触る、触ると動く、 動くと追いかける。 その連続で遊びに発展する場合がよく見られます。 そういった意味では遊びに入る前の素朴な好奇心ではないでしょうか。
「どんなものにするの?」 触っても危険がないと猫自身がわかっているもの ちょいちょいをする対象は割と小さなもので、そのモノには 触っても危険がないとわかっているような、とにかく 警戒心がない状態だから触ることが出来るのではないでしょうか。
「ちょいちょいをしない猫もいる」 好奇心が旺盛でないとしない場合もある 子猫時代に社会化ができている猫ほど、好奇心が 強くなるのでは。 逆に人や他の猫にあまり接する機会がない場合は、 好奇心より怖い気持ちが先立ってしまうこともあるので ちょいちょいをしないことも考えられます。
その時、猫の気持ちは? 警戒心がなくて、モノに熱中している状態
ちょいちょいとは 人には些細なモノでも、猫にとってはさまざまなモノが 好奇心の対象。 小さい紙くずでも遊べる猫は「遊びの天才」かもしれませんね。
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